キミを侵略せよ!の15話を読んでいると終わるんだなと寂しくなる(週刊少年ジャンプ2018年40号感想③)
キミを侵略せよ!
順位は上がってこそいるけどどうやら打ち切りっぽいですね。
今週の「キミを侵略せよ!」は今までで一番面白かった気がする。
なんというか、全てのキャラクターが納得のいく別れ方をしている。
ああ、こいつならこんな風に別れるんだろうなっていうのをちゃんと表現している。
後、すごく全体の流れが自然で、華星の「ハジメはハジメだ」という台詞が最後の告白に繋がっているあたりもすごくいい。
そして、読んでて「ああ、終わるのか」とすごく寂しくなってしまったのが良かった。登場人物の感情が伝わってくる。
絵も、最後の一枚絵とかすごく綺麗だし、表情もいい。本当に良い一話だったと思う。
本当に終わってしまうのが残念な作品。どうして打ち切りになってしまったのかについてはそこそこ考えがまとまっているので、来週あたりにでもあげたいと思う。
鬼滅の刃
蛇柱さんとかいうツンデレ……。
表紙の一枚絵が良い。すごく良い。ここからいろんなことが読み取れる。
少なくとも恋柱にとって蛇柱は「たくさん食べる」ということを隠さなくていい関係性であると。
そして対面に座らず並んで座れるような関係性であると。
良いなあ。本編でも「しましまの靴下を貰った」と言っていたけれど、なんというか、あの蛇柱がこれだけやってるということにほっこりする。
本編は結構勝利の流れになってきたように思うし、このまま恋柱さんには死なずに無事この場を切り抜けてほしい。
そしてそのまま蛇柱さんとのちょっとズレたイチャイチャをしてほしい。
アクタージュ
表現がうまい。すごくうまい。
特に夜凪が「そんな私をルイとレイが救――」と言った直後に、アラヤが「ジョバンニは母親に救われたのか」と言いながら涙を流すシーンは緩急が付きすぎていて本当によかった。あれだけでアラヤの凄さを表している。
そして、その後の天使到来。いやあ、前編のキャラと今回のキャラクターがしっかりと絡んでる。
ただすれ違っただけなのにちゃんとどっちの特徴も表現してるもん。
最近のアクタージュは演劇や役者といったものの表現が本当に一段上へと昇った感じがある。