アリスと太陽13話、週刊連載者の哲学って感じがする(週刊少年ジャンプ感想/2018年44号)
最近あまりにも忙しすぎて何もできてない……。申し訳なさすぎる……。
アリスと太陽
うーん。良い。面白い。
チャンスをチャンスだと捉えられる奴が勝つとか、人生で勝つ唯一の方法がヤケにならないこととか、少ないチャンスを掴んで登っていく週刊連載者らしい哲学だなあと思った。
お互いがお互いに巡り巡って良い影響を与えあっているってのが良い。太陽が失意に沈んだアリスを助け、アリスが落ち込んだ太陽を助けの繰り返しで二人が登っていく感じがすごく好き。
ブラッククローバー
遥か昔は「魔法の属性はエフェクトの違いだけでやってることは同じじゃん」とか言われてたブラッククローバーだけど、最近は魔法のレパートリーと個性が凄く豊富だ。
いつからだか全くわからないけど、本当にいつの間にかそれぞれの魔法の個性が際立つようになってたよなあ。
羅針盤とかよくわからんものもちゃんと属性として成立してるのは素直にすごいと思った。
僕たちは勉強ができない
この気遣い合いで空回る展開好き。
ところでふと思ったのだけど、成幸と関城って精神的な距離すっごく近いのね。
恋愛的な距離感の近さでは全くないのだけれど、相手の秘密を知っていてそれを応援しようとする距離の近さ。この関係結構好き。
緒方と関城の二人で出かけるときに、成幸が特に注意を向けて気を使う対象って関城なんだなーって。
成幸はどうしても面倒見が良いから、面倒くさい人ほど注意が行ってしまうっていうのはあるんだろうけど、結構楽しいポジションにいるよなあ。
ミストの解剖録
お、結構面白い。読み切りとしてきれいな形だったと思う。
序盤に良いなと思ったのが、まあ殺人事件の謎もだけど、「この漫画はどういう作品なのか」が読み進ませる謎として機能してたのは面白かった。
怪事件に対して死体解剖で立ち向かうってどうするんだろうってのが疑問だったし、最初の独白がうまい具合に機能しててよかった。