ユカリの雑記帳

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鬼滅の刃128話・蛇柱さん、初登場時のネチネチさを思い出すんだ(週刊少年ジャンプ感想/2018年44号感想②)

鬼滅の刃

 

おお、これぞ鬼滅節! といった感じの一話だった。

 

この、ギャグともの悲しさが絶妙に混ざった感じ、ほんと鬼滅の刃ならではの感覚なのですごく好き。

 

 

刀鍛冶の里が壊されることには備えていたんだなあ。過去何度も壊滅させられかけたって言ってるし、鬼殺隊もかなり危ない橋を渡ってるのね。

 

でもそうなると、未だに初屋敷家見つけられてないのすごいな……。

 

 

それから、隠しの後藤さん、ただのモブっぽい顔してバンバンキャラたってくな。炭治郎のことも禰豆子のことも凄く心配してくれてるし、ツッコミがうまいし凄くいいキャラ。

 

そして、初登場のネチネチ具合はどうしたとばかりに気遣いを見せる蛇柱。恋柱のアホっぷりに頭を抱えたりと随分お茶目なキャラになったなあ……。

 

本当に鬼滅の刃はキャラの好感度を上げるのがうまい。

 

 

あと、まさかの「はじまりの呼吸の剣士“たち”」。複数人だったのね。炭治郎の回想に出てきた人と上弦の壱の痣の模様が違ったから複数人いる可能性は予想してたけど、まさかこんなに沢山いるとは、という印象。全員日の呼吸だったのか、あるいは日の呼吸の人が率いていただけなのか、どっちなんだろう?

 

そして、痣が浮き出す条件を導き出す霞柱が凄く優秀。条件……なんだろ? 私には「回想シーンを挟む必要がある」くらいしか思い付かんぞ。

 

 

 

アクタージュ

 

センターカラーの一枚絵、水彩画っぽい感じでたいへん美しくて好き。

 

本編はもうね、唸らざるを得ない。展開の説得力が高すぎて本当に面白い。アクタージュの演出力は最近本当にうなぎのぼり。

 

「本当にいいことをすれば許してくれる」という考え方に、夜凪もまた救われることになるという流れがものすごく納得できるんだよな。

 

先週の「共犯者だ」という言葉の通り、夜凪と巌の状況って同じなんだよな。皆が話して欲しいだろうことを、黙っている状態。

 

そして、今までの巌と夜凪の違いは、「ほんとうにいいことをすればみんなが許してくれると思っているか否か」だった。夜凪には「ほんとうにいいこと」というものがなかった。

 

でも、今週で巌の望みを夜凪が知ることで、夜凪もまた「巌の望みを叶える」という「ほんとうにいいこと」を手に入れた。

 

それによって夜凪と巌の状況がグッと近寄るようになった。巌裕二郎になって舞台を率いていくという言葉の通りの状況になった。

 

この描写があるおかげで、これ以降の夜凪の演技の進化にこの上ない説得力が生まれているんだよなあ。これは確かに上達すると思わせてくれる。 

 

 

あと、夜凪が死に対してひたすら恐怖していることが「母親の死を体験している」ということを示すことで読者にグッと伝わりやすくしている事もうまい。

 

母の遺影の一コマがあるだけで夜凪の気持ちが何倍も伝わりやすくなってる。人が死ぬ怖さをあれだけで表現してる。

 

最近のアクタージュはメキメキと演出力をつける恐ろしい漫画なので、ほんと毎週楽しみでならない。